名前、改名のおはなし
名前を呼ばれることがいやな人間が一定数存在する。
たとえば私がそうだ。
他にも友人に何人か本名で呼ばれることをいやがる人がいる。
本名で呼ぶと、本気でおこる。
原因と思われるできごとは人それぞれだが共通している点があった。
「実家が関係している」ということ。
私の場合、ふだんは実家では
勝手につけらたあだ名やてきとうなかけ声で呼ばれるのだが
両親がわたしを怒鳴ったり、殴ったり、叱ったり、蹴ったり、叩いたり、つねったり
お勉強会と称して罵倒されたり、つつかれたり、刺されたり…
まぁつまり私にとっていやなことをするときに実名を呼ばれた。
成人して社会人生活をいとなむうえで、名前を呼ばれるたびにおびえてしまう。
そして同時に申し訳なくなる。
こればっかりは本人の努力うんぬんでどうにかなるものではないというのが
実体験をとおしての私の感想だ。
そこでなんとかならないものかと少し調べてみたのだが
どうやら改名の手続き自体は家庭裁判所に書類を提出、審査を受ければできる(申請がとおるかは別として)らしい。
なるほど。
…つい最近まで「お前をまるごと奪ってやる」とかのたまうような王子様が
「俺のものになれ…」「……はい(キュン)」とかいいながら苗字を変えることを夢みていたりしたのだが(えぇ…)
まぁ、これはまた別のお話。いつかまた、別のときに話すことにしよう。